九日に十日恵比寿に行ってきた。
商売の願掛けと福みくじを引きたい思いで。
去年は何の情報もないまま初めて行ったのだが
あまりの人の多さと寒さに圧倒され、
昼を断念し夜に行くも福みくじが売り切れてしまうという
完全な敗北感を味わった(そんなに気にしてないけど)。
今年こそはとリベンジ気分で行ってきた。
今年もすんごい人、人、人。
またあんなに待つのかなぁと覚悟しながら
「最後尾」ボードをもったおっちゃんに質問。
「おみくじもこの列でいいんですか?」
「いや、おみくじは別で列がありますよ、もっと前の方に」
何いってんだこいつは的な顔で教えてもらう。
そんなことは当たり前のようである。
「お参りの列とおみくじの列は別」
情報は本当だった。
今年はいつも十日恵比寿に言ってる先輩に教えてもらっていたのである。
去年の私はあまりにも無知で、福みくじを引こうとお参りの列にずっと並んでいた。
だって十日恵比寿初心者だから。しょうがない。
福みくじの最後尾ボードを見つける。お参り列に比べるとかなり短い列だ。
ボードには福引券を購入してくださいと書いてある。
そんなルールがあるのかい。
ボードの兄ちゃんに福引券売場を聞く。福引場のすぐ横だという。
一度福引券を買うために境内の横まで行って、また戻って福引の最後列に並ぶ。
何だこのめんどくさい流れは。もう少しスムーズな流れを考えてほしい。
そんなことを考えながらも意外と進む。これならあんまり時間かからないなきっと。
そう思ってる間にすぐ福引だ。
神社の方たち、ガンガン福引者を回している。
若干怒り気味で「引換券はちぎっておいてくださ〜い!」
福引寸前でそんなこと言われるからちぎれずに渡し、若干乱暴にちぎられる。
とそのまま福引に素速く回され、焦りながら一番上の取りやすい棒を取る。
ガサガサ考えながら取る時間は皆無だ。
そんなことしてたら回らないのだろう。
「はい大当たり〜」
マジすか。
流す感じで言われ、大きいしゃもじをさっと渡される。
当たった喜びもあまり味わえないまま福みくじは終わった。
何はともあれ、当たったのである。
ウレシカ。
でっかいしゃもじに書いてある
「一斗二升五合」???
これ御商売益々繁盛(ごしょうばいますますはんじょう)と読むらしい。
粋だねぇ。
こりゃ縁起が良い。
これにのっかって仕事頑張るぞ。
お参りの列にはさすがに並ばず外から軽くお参り(もう他で三度参った)。
福みくじ列、福引券事前購入、一斗二升五合。。
知らんことは人に聞いた方が早い。…色々学んだ十日恵比寿であった。
そう、私はまだまだ成長できる(どれだけ無知やねん)。
そう思うことができた十日恵比寿であった。